株式会社Runway labo.(ランウェイラボ)

2025年10月23日

情シスが教える「失敗しないパソコン選び」【初級編】

パソコンを買うとき、「どれを選べばいいのかわからない…」と悩んだ経験はありませんか?
最近は性能やメーカー、価格の選択肢が多く、初心者の方にとっては迷いやすいのも当然です。

この記事では、情シスの視点から「失敗しないパソコン選び」の基本ポイントをわかりやすく解説します。
用途に合った性能の見極め方や、長く快適に使うためのチェックポイントなど、これからパソコンを購入する方に役立つ情報をまとめています。

初心者でも安心して読める内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

パソコンの機能やスペックを把握するための項目

CPU

CPU(Central ProcessingUnit)は、パソコンの頭脳。すべての計算・処理の中心を担っており、パソコンの「処理スピード」や「快適さ」に直結します。性能が高いほどデータ処理速度が速くなります。

CPU選びのポイントと、どんな時に性能の差が出るのかを解説します。

CPU選びのポイント
コア数:複数の仕事を同時にこなす力。コア数が多い=マルチタスクに強い
クロック周波数(GHz):1つの仕事をどれだけ早くこなせるか。高いほど速い。
世代:同じCore i5でも「第12世代」「第13世代」で性能が大きく異なる。最新世代を選ぶのが吉。
モデル名:Intelなら「「Core i5-13400」など、Ryzenなら「Ryzen 5 5600G」など。
利用ケースCPUの必要性理由
office、メール、ブラウジングエントリー(Core i3/Ryzen3など)で十分処理が軽いので高性能は不要
Web会議+軽めの業務アプリミドルクラス(Core i5/Ryzen)がおすすめマルチタスクで差が出る
画像編集・資料作成ミドル~ハイが快適(Core i5/i7)高解像度画像や複数アプリ処理に対応
動画編集・3DCAD・プログラミングハイエンド(Core i7/i9/Ryzen7/9)推奨処理速度・同時実行数が重要

メモリ

「メモリ8GB」や「メモリ16GB」などと表示されているスペック、これは「RAM(ランダムアクセスメモリ)」というパソコンの一時的な作業スペースの広さを表すものです。

イメージをしやすくするために、パソコンを「仕事をする人」メモリを「作業机」で例えてみましょう。下記をご覧いただくと、メモリが大きければ大きいほど、同時にたくさんのアプリやファイルを開いてもサクサク動くということが分かるかと思います。

・メモリが大きい(例:16GB)→広い作業机で、たくさんの資料を同時に広げて作業ができる
・メモリが小さい(例:4GB)→狭い机で、1つの作業をするのがやっと。複数の作業をすると、すぐに机が散らかって動きが鈍くなる。
利用スタイルおすすめメモリ
事務作業が中心の方
(メール・ブラウザ・WordやExcelなど)
8GB
同時にたくさん作業する・デザインを行う方
(Photoshop、Illustratorなど)
16GB~
Web会議やクリエイティブ利用
(動画編集やWeb会議をしながら資料作成など)
16GB~32GB

ストレージ

ストレージは、写真・動画・アプリ・ファイルなどのデータを保存する場所です。主に2つにわけられており、用途に応じて選択する必要があります。

・HDD(ハードディスク):安価で大容量。動作はやや遅めで、重く壊れやすい傾向がある。
・SSD(ソリッドステートドライブ):軽くて速い。最近の主流で、価格はHDDより高め。
利用スタイル推奨ストレージ容量おすすめの種類
オフィス作業中心
(Word、Excelなど)
256GB以上SSD(HDDは非推奨)
Web会議、資料作成、デザイン512GB以上SSD一択
動画編集・高画質写真を扱うクリエイター1TB以上SSD(速度重視)
ファイル保管中心、予算重視1TB以上HDD(ただし起動は遅め)

GPU

GPU(Graphics Processing Unit)は、画像や映像の処理を専門に担当するパーツです。主に3D映像の描写や並列計算処理などに使用され、パソコンを仕事や作業に使うだけであればGPUはなくても問題ありません。

GPUは、「何となく高スペックにしておけば安心!」と選んでしまうとコスパが悪くなってしまいます。用途に合わせたGPU選びが必要になるので、以下を参考にご覧ください。

・内臓GPU(CPUに内臓):低コスト・省電力で、オフィス業務などのライトユーザー向け
・専用GPU(NVDIA/AMDなど):高性能で、価格は高め。クリエイターやエンジニア、ゲーマーの方向け
利用ケースGPUの必要性理由
office、メール、ブラウジング不要(内臓GPUで十分)軽い処理なので、CPU内臓グラフィックでOK
Web会議+デザイン作業(Figmaなど)あれば快適GPUが補助して画面描写がスムーズ
Photoshop、illustrator中程度のGPUがあると快適フィルターやレイヤー処理に影響
動画編集(Premiere Proなど)専用GPU(ミドル~ハイ)推奨書き出しやプレビュー速度に大きく関係
3Dゲーム・CAD・映像制作ハイエンドGPU必須高速レンダリングや重い処理に対応する必要あり
パソコンの基本的な選び方:目的別

PCを選ぶ際は、「PCで何をしたいのか(用途・目的)」を明確にすることが大切です。
そこでまずは、主な使い方をご紹介しますので、どれが当てはまるか見てみましょう。

①ライトユース YouTubeやNetflixなどでの動画鑑賞、インターネット利用、Officeソフトを利用しての簡単な文書作成などの利用用途。 このような場合で最も重要なのは、高価なスペック<サクサクと快適な動作で「ストレスのなさ」があげられます。
②学生・ビジネス 複数のWebページやPDFの資料を閲覧しながらのレポート・論文の作成や、PowerPointでのプレゼンテーション作成。またZoomなどを使用したオンライン会議や授業の参加目的で使用する場合。 このような場合では、複数のアプリケーションを同時に快適に動かすことができる「マルチタスク性能」が求められます。
③クリエイティブ デジタル一眼レフで撮影した写真のレタッチや、動画編集、音楽制作、イラストやグラフィックデザインなどでPCを利用する場合。 このような場合はCPUやGPU、メモリに高い負荷がかかるため、「絶対的な処理性能」と正確な色を表現できる「ディスプレイ品質」が求められます。
④ゲーミング 最新の大作ゲームを、美しいグラフィックスでの楽しむために利用する場合。 この場合は、グラフィックボード(GPU)の性能が、他の要素よりも重要になります。
用途別|最適スペック早見表
用途CPUメモリストレージ備考
Web・Office中心Core i3~8GBSSD 256GB一般的な業務用途なら◎
SNS・画像編集ありCore i5~16GBSSD 512GB画像処理が快適に
動画編集など重めCore i7以上32GB~SSD 1TBGPU搭載も検討
ブランド選びの基準

ここまで性能などのスペック面について解説しましたが、次に気になるのが「どのメーカー・ブライドを選べばいい?」という点ではないでしょうか。
そこでまず知っておきたいのが、ブランド選びの基準です。以下の観点を確認するようにしましょう。

  • 安定した性能と品質
  • サポート体制がしっかりしている
  • 保守/修理の対応が迅速
  • セキュリティの配慮がされている設計
各メーカーの特徴
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富士通

💡特徴
FMVシリーズで知名度の高いパソコンメーカー。NECと並ぶ国内メーカーで、サポートが充実。
【Point】
・国内生産&国内サポートが強み(電話対応が丁寧で、サポートの待ち時間が短い印象)
・日本語キーボードの精度や表記が新設で初心者に優しい
・同スペックの他者モデルと比べて価格は高め(トラブル時の対応、部品供給の安心感を含めた「保険込み」と考えれば納得できる価格)
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NEC

💡特徴
NECのノートパソコンは初心者向けに販売されている機種が中心。
LAVIEシリーズを始めとし、バリエーションの豊富さで各モデルの機能も優れています。
【Point】
・最大の特徴は、サポートの厚さ(不具合が起きても、迅速な対応を受けられる)
・出荷時点で「Office」などの多くのソフトウェアがインストールされたモデルが多い
・初心者向けのサポートやマニュアルが充実
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HP

💡特徴
HPのノートパソコンは、用途に合わせた豊富なラインナップが魅力で、ビジネスから学生・家庭用まで幅広く対応しています。
【Point】
・軽量でデザイン重視。持ち運びがしやすいスタイリッシュなモデルが多く、学生や在宅ワークでも使いやすい
・セキュリティ・管理機能が充実していて、公式サポート・オンラインサポートも利用できるので初心者も安心
・HP Fast Chargeなど日常で役立つ機能を搭載し、メモリやストレージも用途に合わせて選択ができる
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Dell

💡特徴
Dellのノートパソコンは、ビジネスからクリエイティブ作業まで幅広く対応できる高性能モデルが揃っているのが特徴です。
【Point】
・CPU・メモリ・ストレージの性能バリエーションが豊富で、長時間の作業や複数ソフトの同時使用も安心
・ビジネス向けのセキュリティ機能や遠隔管理ツールが搭載され、企業でも安心して導入可能
・専用サポートやオンサイトサポートがあり、初心者から企業まで幅広く対応可能
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Lenovo

💡特徴
Lenovoのノートパソコンは、コストパフォーマンスの高さと用途に応じた幅広いモデル展開が魅力です。
【Point】
・エントリーモデルからハイスペック機まで揃っており、価格と性能のバランスが良い
・ThinkPadシリーズを中心に、耐久性・キーボード操作性に優れ、企業導入実績も豊富
・メモリやストレージを自由に選べるほか、国内外でのサポート体制も整っていて安心
メーカー特徴1特徴2特徴3サポート
富士通国内メーカーならではの安心サポート軽量・薄型でモバイル利用に強いバッテリー駆動時間が長く、持ち歩きに便利1年間
NEC初心者向けサポートとOffice搭載モデルが多いトラブル対応が迅速幅広いラインナップで初心者でも選びやすい1年間
HP軽量・デザイン性が高く、持ち運びしやすいセキュリティ・管理機能が豊富便利な独自機能やカスタマイズ性が高い3年間
Dell高性能でビジネス・クリエイティブに強いセキュリティ・管理機能が豊富サポート体制が手厚い(オンサイト対応など)1年間
Lenovoコスパに優れたラインナップ堅牢性が高く、ThinkPadは企業導入実績多数カスタマイズとサポートが柔軟で安心1年間
※サポート(保証期間)については、オプションなどによって期間は異なります。掲載の内容は、一般的な期間となります。
まとめ

今回は、失敗しないパソコン選びについて解説しました。
大切なのは「自分が何に使いたいか」と「必要な性能」をしっかり押さえることです。

この記事で紹介したポイントを参考にすれば、初心者でも失敗せずに自分に合ったパソコンを選べます。
迷ったときは、用途に合わせたスペックや使いやすさを基準にすると安心です。

これからパソコンを買う方も、まずは基本を押さえて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。

株式会社Runway labo.では、あらゆるITのお悩み・認証資格取得のサポートを行っております。
セキュリティツールなどの導入支援なども行っておりますので、セキュリティ面について不安を抱えている企業様や担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いたのは、株式会社Runway-labo.で情シスのアシスタントをしているAnya。趣味はピラティスで身体を動かした後に餃子とハイボール片手に昼飲み。そしてコナン君をこよなく愛する。

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