パソコンを買うとき、「どれを選べばいいのかわからない…」と悩んだ経験はありませんか?
最近は性能やメーカー、価格の選択肢が多く、初心者の方にとっては迷いやすいのも当然です。
この記事では、情シスの視点から「失敗しないパソコン選び」の基本ポイントをわかりやすく解説します。
用途に合った性能の見極め方や、長く快適に使うためのチェックポイントなど、これからパソコンを購入する方に役立つ情報をまとめています。
初心者でも安心して読める内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- パソコンの機能やスペックを把握するための項目
- パソコンの基本的な選び方:目的別
- 用途別|最適スペック早見表
- ブランド選びの基準
- 富士通
- NEC
- HP
- Dell
- Lenovo
- 比較表
- まとめ
CPU
CPU(Central ProcessingUnit)は、パソコンの頭脳。すべての計算・処理の中心を担っており、パソコンの「処理スピード」や「快適さ」に直結します。性能が高いほどデータ処理速度が速くなります。
CPU選びのポイントと、どんな時に性能の差が出るのかを解説します。
・コア数:複数の仕事を同時にこなす力。コア数が多い=マルチタスクに強い
・クロック周波数(GHz):1つの仕事をどれだけ早くこなせるか。高いほど速い。
・世代:同じCore i5でも「第12世代」「第13世代」で性能が大きく異なる。最新世代を選ぶのが吉。
・モデル名:Intelなら「「Core i5-13400」など、Ryzenなら「Ryzen 5 5600G」など。
| 利用ケース | CPUの必要性 | 理由 |
|---|---|---|
| office、メール、ブラウジング | エントリー(Core i3/Ryzen3など)で十分 | 処理が軽いので高性能は不要 |
| Web会議+軽めの業務アプリ | ミドルクラス(Core i5/Ryzen)がおすすめ | マルチタスクで差が出る |
| 画像編集・資料作成 | ミドル~ハイが快適(Core i5/i7) | 高解像度画像や複数アプリ処理に対応 |
| 動画編集・3DCAD・プログラミング | ハイエンド(Core i7/i9/Ryzen7/9)推奨 | 処理速度・同時実行数が重要 |
メモリ
「メモリ8GB」や「メモリ16GB」などと表示されているスペック、これは「RAM(ランダムアクセスメモリ)」というパソコンの一時的な作業スペースの広さを表すものです。
イメージをしやすくするために、パソコンを「仕事をする人」メモリを「作業机」で例えてみましょう。下記をご覧いただくと、メモリが大きければ大きいほど、同時にたくさんのアプリやファイルを開いてもサクサク動くということが分かるかと思います。
・メモリが小さい(例:4GB)→狭い机で、1つの作業をするのがやっと。複数の作業をすると、すぐに机が散らかって動きが鈍くなる。
| 利用スタイル | おすすめメモリ |
|---|---|
| 事務作業が中心の方 (メール・ブラウザ・WordやExcelなど) | 8GB |
| 同時にたくさん作業する・デザインを行う方 (Photoshop、Illustratorなど) | 16GB~ |
| Web会議やクリエイティブ利用 (動画編集やWeb会議をしながら資料作成など) | 16GB~32GB |
ストレージ
ストレージは、写真・動画・アプリ・ファイルなどのデータを保存する場所です。主に2つにわけられており、用途に応じて選択する必要があります。
・SSD(ソリッドステートドライブ):軽くて速い。最近の主流で、価格はHDDより高め。
| 利用スタイル | 推奨ストレージ容量 | おすすめの種類 |
|---|---|---|
| オフィス作業中心 (Word、Excelなど) | 256GB以上 | SSD(HDDは非推奨) |
| Web会議、資料作成、デザイン | 512GB以上 | SSD一択 |
| 動画編集・高画質写真を扱うクリエイター | 1TB以上 | SSD(速度重視) |
| ファイル保管中心、予算重視 | 1TB以上 | HDD(ただし起動は遅め) |
GPU
GPU(Graphics Processing Unit)は、画像や映像の処理を専門に担当するパーツです。主に3D映像の描写や並列計算処理などに使用され、パソコンを仕事や作業に使うだけであればGPUはなくても問題ありません。
GPUは、「何となく高スペックにしておけば安心!」と選んでしまうとコスパが悪くなってしまいます。用途に合わせたGPU選びが必要になるので、以下を参考にご覧ください。
・専用GPU(NVDIA/AMDなど):高性能で、価格は高め。クリエイターやエンジニア、ゲーマーの方向け
| 利用ケース | GPUの必要性 | 理由 |
|---|---|---|
| office、メール、ブラウジング | 不要(内臓GPUで十分) | 軽い処理なので、CPU内臓グラフィックでOK |
| Web会議+デザイン作業(Figmaなど) | あれば快適 | GPUが補助して画面描写がスムーズ |
| Photoshop、illustrator | 中程度のGPUがあると快適 | フィルターやレイヤー処理に影響 |
| 動画編集(Premiere Proなど) | 専用GPU(ミドル~ハイ)推奨 | 書き出しやプレビュー速度に大きく関係 |
| 3Dゲーム・CAD・映像制作 | ハイエンドGPU必須 | 高速レンダリングや重い処理に対応する必要あり |

PCを選ぶ際は、「PCで何をしたいのか(用途・目的)」を明確にすることが大切です。
そこでまずは、主な使い方をご紹介しますので、どれが当てはまるか見てみましょう。
| 用途 | CPU | メモリ | ストレージ | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Web・Office中心 | Core i3~ | 8GB | SSD 256GB | 一般的な業務用途なら◎ |
| SNS・画像編集あり | Core i5~ | 16GB | SSD 512GB | 画像処理が快適に |
| 動画編集など重め | Core i7以上 | 32GB~ | SSD 1TB | GPU搭載も検討 |
ここまで性能などのスペック面について解説しましたが、次に気になるのが「どのメーカー・ブライドを選べばいい?」という点ではないでしょうか。
そこでまず知っておきたいのが、ブランド選びの基準です。以下の観点を確認するようにしましょう。
- 安定した性能と品質
- サポート体制がしっかりしている
- 保守/修理の対応が迅速
- セキュリティの配慮がされている設計
富士通

引用元:富士通公式サイト
・日本語キーボードの精度や表記が新設で初心者に優しい
・同スペックの他者モデルと比べて価格は高め(トラブル時の対応、部品供給の安心感を含めた「保険込み」と考えれば納得できる価格)
NEC

引用元:NEC公式サイト
LAVIEシリーズを始めとし、バリエーションの豊富さで各モデルの機能も優れています。 【Point】
・最大の特徴は、サポートの厚さ(不具合が起きても、迅速な対応を受けられる)
・出荷時点で「Office」などの多くのソフトウェアがインストールされたモデルが多い
・初心者向けのサポートやマニュアルが充実
HP

引用元:HP Webサイト
【Point】
・軽量でデザイン重視。持ち運びがしやすいスタイリッシュなモデルが多く、学生や在宅ワークでも使いやすい
・セキュリティ・管理機能が充実していて、公式サポート・オンラインサポートも利用できるので初心者も安心
・HP Fast Chargeなど日常で役立つ機能を搭載し、メモリやストレージも用途に合わせて選択ができる
Dell

引用元:Dell Webサイト
【Point】
・CPU・メモリ・ストレージの性能バリエーションが豊富で、長時間の作業や複数ソフトの同時使用も安心
・ビジネス向けのセキュリティ機能や遠隔管理ツールが搭載され、企業でも安心して導入可能
・専用サポートやオンサイトサポートがあり、初心者から企業まで幅広く対応可能
Lenovo

引用元:Lenovo Webサイト
【Point】
・エントリーモデルからハイスペック機まで揃っており、価格と性能のバランスが良い
・ThinkPadシリーズを中心に、耐久性・キーボード操作性に優れ、企業導入実績も豊富
・メモリやストレージを自由に選べるほか、国内外でのサポート体制も整っていて安心
| メーカー | 特徴1 | 特徴2 | 特徴3 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| 富士通 | 国内メーカーならではの安心サポート | 軽量・薄型でモバイル利用に強い | バッテリー駆動時間が長く、持ち歩きに便利 | 1年間 |
| NEC | 初心者向けサポートとOffice搭載モデルが多い | トラブル対応が迅速 | 幅広いラインナップで初心者でも選びやすい | 1年間 |
| HP | 軽量・デザイン性が高く、持ち運びしやすい | セキュリティ・管理機能が豊富 | 便利な独自機能やカスタマイズ性が高い | 3年間 |
| Dell | 高性能でビジネス・クリエイティブに強い | セキュリティ・管理機能が豊富 | サポート体制が手厚い(オンサイト対応など) | 1年間 |
| Lenovo | コスパに優れたラインナップ | 堅牢性が高く、ThinkPadは企業導入実績多数 | カスタマイズとサポートが柔軟で安心 | 1年間 |
今回は、失敗しないパソコン選びについて解説しました。
大切なのは「自分が何に使いたいか」と「必要な性能」をしっかり押さえることです。
この記事で紹介したポイントを参考にすれば、初心者でも失敗せずに自分に合ったパソコンを選べます。
迷ったときは、用途に合わせたスペックや使いやすさを基準にすると安心です。
これからパソコンを買う方も、まずは基本を押さえて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
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この記事を書いたのは、株式会社Runway-labo.で情シスのアシスタントをしているAnya。趣味はピラティスで身体を動かした後に餃子とハイボール片手に昼飲み。そしてコナン君をこよなく愛する。